レンタルコーヒーサーバーは長期休暇のときどうすればいい?
レンタルしたコーヒーサーバーは電源を切らずに稼働させて使用するものです。しかし、オフィスが都合により不在となるケースもあります。その間のコーヒーサーバーをどうするかは空ける期間により変わってきます。短い間の不在なら電源は付けたままでも問題ありません。電源を落とさなくてもいい理由、反対に電源を落としたほうがいいケースについて紹介します。
常温の水は衛生面が心配
1週間ほどの休みであれば電源を入れっぱなしにしても問題ありません。実は、コーヒーサーバーが動いていることにより鮮度や衛生面での安全がむしろ保たれているのです。電源が入っていると水は常に温められている状態になります。この状態が続くことで空気に触れる水も鮮度を保つことが可能です。
電源を切って常温にするとむしろ水の中で雑菌が繁殖しやすくなってしまうのです。中も雑菌が繁殖しやすくなり汚れも気になるところです。1週間程度なら放置しておいても問題ないでしょう。再び使用するときは必ず捨て水をおこなうようにしてください。問題ないといえど水の中には雑菌が繁殖している可能性があるからです。このままでは不衛星なので出し切ってから使用を再開しましょう。今まで通り安全で美味しいコーヒーを楽しめます。
不在時でも料金が余計にかかってくる
もし1か月以上にわたって不在とするならばレンタルコーヒーサーバーは電源を落としてください。その際に忘れず水抜きもしましょう。稼働し続けた場合の電気料金はサーバーによって異なるものの不在中でもかかってきます。サーバー1つにつきかかる電気料金がおよそ500円から1000円程度になります。
使わなくても毎月お金を無駄にすることになるので必ず電源を切っておきましょう。コーヒーサーバーに使われる水も賞味期限が決まっています。いったん入れた水の賞味期限はおよそ2週間が目安です。仮に電源をつけたままだとしても2週間経てば期限が切れてしまいます。既にコーヒーサーバーの中に水を入れていたとしても衛生面を考えて捨てるようにしましょう。
また、長期不在時に注意したいのはレンタル業者についてです。レンタル契約していると毎月決まった日に定期的にコーヒーが配送されます。自分で用意しているならいいですが、毎月依頼している人は業者に配送停止の手続きを取ってください。不在にしていて受け取れなくてもレンタル料金はきっちり発生します。
内部をきれいにして水を入れ替えよう
長期休暇が終わって使用を再開する際は水を新しく入れ替えます。まずはコーヒーサーバーの電源を入れて水を沸騰させます。沸騰したらガラスのポットをセットしてその後ドリッパーのみセットしてください。ドリッパーにコーヒーを作るときと同じ量の水を入れます。これも同じく沸騰してきたらポットのお湯を捨てます。
この作業を2回おこなってください。2回おこなうことで新しい水に入れ替わります。所要時間は30分もかからないので簡単に終わります。エスプレッソサーバーの場合はまずパーツを取り出して洗浄します。パーツをセットしたらタンクに新しい水を入れましょう。
内臓部のタンクは電源をオフにしていると常温となり水が傷みやすくなります。電源を入れたらまずはつまみをONにしてカップ2杯くらいのお湯を出しましょう。この作業をすることで内臓部のお湯を入れ替えられて衛生面が良くなります。
レンタルのコーヒーサーバーなら1週間程度なら放置して問題ありません。しかし、中の水は常温となり雑菌が繁殖しやすいです。そのまま飲むのではなく、まず入れ替えの作業をおこなってからにしてください。衛生面の理由により長期休暇などで不在となるなら電源は切っておきましょう。水だけでなく中のマシンにも汚れがたまりやすいからです。使用を再開する際は細かいパーツもなるべく洗浄してきれいにしましょう。簡単な作業をすることで美味しいコーヒーを皆で楽しめます。