みんなが好きなコーヒーって何?コーヒーの種類とは
カフェやコーヒーショップにて、コーヒーの種類がたくさんあって困った経験はないでしょうか。一口にコーヒーといっても、名前が違えば味や香りが異なります。どれが美味しいのかわからないという方のためにも、今回はコーヒーの種類とみんなが好きなコーヒーについて紹介します。
コーヒーは産地によって特徴がある
コーヒーはコーヒーノキという木から取れる種子からできるようです。商用で使われる品種は「アラビカ種」と「カネフォラ種(ロブスタ)」の2つ。しかし、コーヒーショップにはそれ以外にもさまざまな名前のコーヒーが売られています。
これはコーヒーが、同じ品種でも産地によって香りやコク、味わいなどがまったく異なるという特徴を持つためです。そのためコーヒーは、生産地を由来とした銘柄で販売されています。
どんなコーヒーを選べばいいのか
では実際に、好きなコーヒーを見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。コーヒー選びの方法は3つあります。3つとは、「銘柄」「焙煎」「飲み方」です。
■銘柄から探す
銘柄は、コーヒーの大まかな味や風味を決める大切な要素です。コーヒーショップによっては銘柄の特徴をグラフ化しているところもあるので、参考にしてみましょう。
■焙煎から探す
焙煎とは、コーヒーの生豆を加熱して炒る工程のことです。焙煎の加減で、酸味とコクが大きく変わります。焙煎の加減には浅炒り、中炒り、深炒りの3種類があり、浅ければ酸味が強く深ければ苦味が強いコーヒーになります。
■飲み方から探す
コーヒーにはブラック以外にも、さまざまな飲み方があるようです。たとえばカフェオレやエスプレッソなどです。ミルクを入れる時とブラックでは合うコーヒー豆も違うので、好きな飲み方から探すのもいいでしょう。
みんなが好きなコーヒーを選ぼう!
コーヒーにはさまざまな銘柄や選び方があると紹介しました。しかし種類が多すぎて、選ぶのが難しいという方もいるでしょう。そこで、みんながよく飲んでいるコーヒーやタイプ別におすすめのコーヒーを紹介します。
■初心者におすすめ
・ブレンド
・ブラジル(原産地:ブラジル)
・コロンビア(原産地:コロンビア)
普段あまりコーヒーを飲まない方におすすめなのが「ブレンド」です。これはさまざまなコーヒー豆を混ぜて作られているため、バランスよくできています。「ブラジル」はブレンドのベースにも使われていて、酸味と苦味が丁度いいバランスをひとつの豆で楽しめるのが特徴です。「コロンビア」はフルーティな甘い香りが特徴で、まろやかなコクがあります。
■酸味が好きな方におすすめ
・イエメン(原産地:中東イエメン)
・エチオピア(原産地:エチオピア)
・コナ(原産地:ハワイ)
酸味が好きな方におすすめなのがこちらです。イエメンとエチオピアは原産国が比較的近いため、共通してワインのような上品な酸味とフルーティな甘みを持っています。一方でハワイ原産のコナは、バニラのような独特な甘い香りとしっかりした酸味が特徴的です。
■苦味が好きな方におすすめ
・インドネシア(原産地:インドネシア)
・コスタリカ(原産地:コスタリカ)
苦味が好きな方におすすめなのがこちらです。インドネシアは原産国が東南アジアにあり、コク・苦味がしっかりと感じられます。コスタリカも苦味は非常に強いですが、ビターチョコレートやハチミツのような甘さもあるのが特徴的です。
まとめ
コーヒーの種類とみんなに人気のコーヒーについて紹介してきました。コーヒー豆は産地によって大まかな味が決まるため、お気に入りのコーヒーがあったら産地を調べてみるといいでしょう。近い産地のコーヒーを探せば、新たなお気に入りに出逢えるかもしれません。飲み方や焙煎によって味の変化も楽しめるので、自分で煎れてみるのもいいでしょう。