トルコの伝統的なコーヒー!トルココーヒーの魅力と飲み方とは
中東で人気のあるコーヒーを楽しみたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。トルココーヒーは、独特の苦味が特徴のコーヒーで、フィルターを使用せずにコップに注ぎます。苦味が苦手な人でも楽しめるように砂糖を入れて飲むことも可能です。また、コーヒーを楽しんだ後に占いも楽しめます。
トルココーヒーとは
独特の苦味が特徴のコーヒーです。
トルコ式のコーヒーのこと
ターキッシュコーヒーともよばれています。トルコで作られているコーヒーで、長い柄のついた鍋を使用して作ります。主に中東などの人々に親しまれています。
特徴
フィルターを使用せずにコップに注ぐのが特徴的です。鍋に水と細かく挽いたコーヒー豆を入れて煮沸させると完成です。豆を挽く工程を自分で行うと労力と時間を費やしますが、細かく挽いた豆を購入すると、思いのほか時間をかけることなく、すぐにコーヒーを楽しめます。
トルココーヒーの味
フィルターを使用せずにコップに注いでいるので、コーヒーの苦味をそのまま味わえます。日本ではあまり馴染みのない味なので一度経験すると忘れられないでしょう。 最初は飲みづらくて抵抗感があるかもしれません。そのような場合は砂糖を多めに入れて飲むようにしましょう。エスプレッソが苦くて飲みにくい人と同じように砂糖を使用します。すると、味にまろやかさが生まれるので、苦味がスッと消えます。
歴史
日本でも食後のコーヒーを出すレストランなどがありますが、まだ完全に浸透していません。和食の場合、食後はお茶が出されることが多いからです。トルコでは、食後のコーヒーで人をもてなすのが日常となっています。 その歴史は古くて16世紀の中頃から始まったといわれています。シリア人の商人がオスマン帝国に持ち込んだとされていて、当時のコーヒーの飲み方と現代の飲み方は異なっています。改良が重ねられて現代に至ります。
トルココーヒーの美味しい飲み方
苦味が苦手な人も安心してください。甘いお菓子と一緒に楽しめます。
飲み方
水と一緒に出されるのが一般的です。これは、フィルターを使用せずにコップに注ぐスタイルなので、コーヒーの粉が口の中に残ってしまったときに、水と一緒に飲み干すためです。具体的には、コップの底に沈殿しているコーヒーの粉は飲まないようにします。 飲み干したときに、粉が沈殿していても問題ありません。コーヒーの量は、アメリカンコーヒーなどのように量が多くないので飲む前は物足りなさを感じるかもしれませんが、味が濃くなっているので充分満足できます。
作り方
準備するものは、イブリックとガスコンロです。イブリックは長い柄のついた鍋のようなものです。そのほかに準備するものはコーヒー豆と水です。好みで砂糖を準備します。 コーヒー豆と水を弱火にかける作業を繰り返します。あとはコップに注ぐだけなので、アウトドアでも充分に楽しめるでしょう。砂糖を入れる場合は、コーヒー豆と水を弱火にかけるときにすでに入れておくようにします。
美味しい飲み方
甘いお菓子と一緒に楽しむのが美味しい飲み方です。ロクムというお菓子が人気を集めています。そのほかにもケーキやフィナンシェとも相性がよくなっています。
トルココーヒーで占いができる
地元の人に馴染みのあるコーヒー占いは、コーヒーを味わった後に楽しめるようになっています。
コーヒー占い
トルコの人に馴染みのあるコーヒー占いは、飲み終わったコップの底に溜まったコーヒーの粉末とコップの模様から占います。
模様による結果の違い
たとえば、橋の模様は仕事絡みのお金、カメラはあなたを想う人がそばにいるという結果になります。全部で9種類の結果があります。
まとめ
インターネットでイブリックとガスコンロを購入すると、日本にいながらトルココーヒーを楽しめます。また、エスプレッソマシンのように機械や電源がなくても作れるので、キャンプなどのアウトドアでも楽しめるでしょう。苦味が苦手な人でも楽しめるようになっているので、新しいコーヒーの楽しみ方に興味がある人は試してください。