アウトドアでもコーヒーサーバーをレンタルできる?
企業向けに提供されているレンタルコーヒーサーバーのサービスを見ると、オフィスでの使用を見越していると考えるのはもっともなことでしょう。
しかし、お花見や社員研修などのさまざまな機会に、アウトドアでコーヒーを飲みたいということもあります。
このようなシーンで使うためにサーバーを借りることができるのでしょうか。
使用場所は特に制限されることはない
レンタルコーヒーサーバーを借りたときには指定したところに設置してもらうことができます。据付式になっているものも多く、水道管に直接つなげて使うタイプの場合には動かすことはできなくなってしまいます。この場合にはアウトドアで使いたいと思っても難しいのは確かですが、タンクに水を汲んで電源を入れればコーヒーが入るというタイプのサーバーであれば動かすことができます。
契約上も使用場所を特定しているわけではないので、屋外に持ち出しての使用も可能です。今日は天気が良いから中庭に集まって会議をしようという場合や、来客を迎えて前庭でレセプションをするときなど、さまざまなシーンで利用できます。
また、小型のものであれば長距離の持ち運びも可能なので、お花見や社員研修、慰安旅行などのときに持っていくこともできます。キャンプや登山、ハイキングといったアウトドア活動のときにも運ぶ人さえいれば使えるので、借りているからには有効活用するようにしましょう。
持ち運びしやすい仕様のものもある
アウトドアで使いたいと思ったら持ち運びやすいサーバーを選ぶのが大切です。大型のものは基本的には好ましくはなく、せいぜいお花見の会場に車で持って行って使う程度になってしまうことは否めません。
ハイキングなどでも使えるようにしたいと思ったら小型のものを選ぶ必要があります。業者によってはオフィス内でも場所を移して使いやすいデザインのものを用意しているので、アウトドアのときにも利用を検討してみましょう。
普段は大型でないと困るという場合には、使いたいときだけレンタルするのも良い方法です。数日だけ小型のものを追加で借りたいという話をすれば業者のほうも応じてくれます。
追加料金を取られるかどうかは業者によって違いますが、無料で対応してくれることも多いのでまずは問い合わせてみましょう。
アウトドアで使うときの注意事項
アウトドアでレンタルコーヒーサーバーを使いたいときには注意事項が二つあります。
一つ目は電源をいかにして供給するかを考えておくことです。コーヒーサーバーは電源がないとコーヒーを淹れられないので、屋外であってもどこからか電気を取ってこなければなりません。発電機があるなら持っていけば解決しますが、そうでない場合にはキャンプ場やロッジ、休憩所などの電源を使えそうな場所を探して確認を取っておくのが大切です。
二つ目は水をどのようにして手に入れるかを考えることです。コーヒーを淹れるには基本的には水道水を使うことになります。ミネラルウォーターなどを使用することもできますが、味わいが変わってしまうだけでなく、サーバーによっては衛生上の問題で使用してはならないとされていることもあるので注意しましょう。キャンプ場などでは水を手に入れるのは簡単でも、お花見となると持参しなければならない可能性があります。
レンタルコーヒーサーバーは使用場所を限定されていないのでアウトドアで使用しても問題はありません。据付型になっていると動かすことができませんが、それ以外の仕様のものを選べば自由に持ち運ぶことができます。
普段設置してあるものを持ち出して使用しても問題ありませんが、小型で持ち運びやすいものを追加で業者から借りて使うのも良い方法です。アウトドアで使うときには電源と水の確保が問題になりやすいので注意しておきましょう。