夜はコーヒーを飲んでも問題ない?夜に飲むメリットをご紹介!
夜にコーヒーは飲んではいけないといわれていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。コーヒー好きなあなたは、夜にコーヒーを飲むメリットがあったら嬉しいですよね。本記事では夜にコーヒーを飲んでも問題ないのか解説します。コーヒーの別の楽しみ方を提案しているため、夜にコーヒーを楽しみたい方はぜひ最後までご覧ください。
夜にコーヒーを飲んでも大丈夫?
コーヒーにはカフェインが一杯(140ml)あたり90mg入っているため、覚醒作用があります。カフェインが多そうなエナジードリンクですら140mlあたり50mg程度ですから、多いと感じるのではないでしょうか。そのため、夜にコーヒーを飲むにはできるだけ控えるようにしましょう。
なぜなら夜にコーヒーを飲むと、カフェインの覚醒作用によって睡眠障害を引き起こすからです。夜中の眠気覚ましにコーヒーやエナジードリンクを飲む方もいますが、要注意です。一時的に眠くないように感じますが、疲れが取れているのではなく、脳の疲労物質の分泌を抑制し、眠気を感じにくくなっているだけです。
このように、夜にコーヒーなどのカフェインが多い飲み物をのむのはおすすめできません。ただし、就寝6時間前であれば、睡眠には直接影響しないという結果が出ているため、夜にコーヒーを飲む方は参考にしてください。
夜にコーヒーを飲むメリット
夜にコーヒーを飲むことはおすすめできませんが、コーヒーの香りにはよい睡眠を促す効果があります。ここからはコーヒーの香りのメリットを紹介します。
コーヒーの香りにはα波がある
コーヒー豆の香りには心身をリラックスさせるα波を増やす効果が期待できます。特にブルーマウンテン、グァテマラの豆の香りは強いα波を放出します。コーヒー豆のお店やカフェに行った際に、ホッとするのはこのためだと考えられています。
α波とはどんなもの?
α波と聞くと「よくわからないけど体によいもの」だと考える方も多いと思います。ここからは、α波がどんなものなのか、少し詳しく解説します。α波とは動物の脳から発生する電気信号のことで、8〜13Hzの成分のことを指します。
この電気信号は人間がリラックスしているときに流れて、脳を活性化させ、ストレスを抑制するとともに、自律神経を整える効果が期待できます。α波はリラックスすれば放出されるため、コーヒーの香りで癒されるとα波が放出されるのでしょう。
夜にコーヒーを飲むときの注意点
しかしどうしても夜にコーヒーを飲みたいという方もいるでしょう。そんな方のために、夜にコーヒーを飲むときの注意点を解説します。基本的にコーヒーは夜には飲めないので、簡易的な解決方法しかありません。
小さいカップで飲む
カフェインの量を調節すればよいので、コーヒーの量を物理的に少なくすることで覚醒作用を抑えられます。いつも使っているカップがあるならば、一回り小さいカップにするなり、コンビニのコーヒーを利用しているなら、小さいカップにあけて飲むとよいでしょう。
アメリカンコーヒーにする
濃いコーヒーほどカフェイン量も多くなるため、アメリカンコーヒーにするのもよい方法です。コーヒーを薄く出すか、お湯で割るなどしてカフェインの量を減らしましょう。
まとめ
いかがでしたか?コーヒー好きの方にとっては「夜にコーヒーは飲めないか」と残念がる方もいらっしゃるかと思います。コーヒーにはカフェインが含まれているため、どうしても夜に飲むと覚醒作用を引き起こし眠るのが難しくなるでしょう。しかしコーヒー豆の香りを楽しむのは夜に推奨されるものですので、無性にコーヒーに触れたくなったときは香りを楽しむようにしてみてはいかがでしょうか?