ライトローストとは?軽く飲めるコーヒーの焙煎度について解説! | オフィス用コーヒー(マシン)サーバーレンタルおすすめ5選

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ライトローストとは?軽く飲めるコーヒーの焙煎度について解説!

公開日:2023/04/01  最終更新日:2023/03/10


日本をはじめ世界中で愛飲されているコーヒー。言わずもがなコーヒー豆を焙煎したものをミルで挽いてお湯で抽出して飲むものですが、コーヒー豆の種類や焙煎方法や挽き方によって無限に味のバリエーションが生まれます。とくに焙煎はコーヒーの味わいを決める重要な過程です。今回はその中でもライトローストについて解説します。

ライトローストは一番浅く焙煎されたコーヒー豆

コーヒーの焙煎度合いは「浅煎り」「深煎り」などといういい方で表現されることが多いですが、厳密には8段階に細かく分かれています。浅いほうから「ライトロースト」「シナモンロースト」「ミディアムロースト」「ハイロースト」「シティロースト」「フルシティロースト」「フレンチロースト」「イタリアンロースト」で、コーヒー業界では焙煎した時の明度を計測して、いずれかの焙煎度合いに分類します。

ライトローストは8段階の中でももっとも浅煎りですので、一番色が明るいということになりますね。コーヒー豆といわれて多くの人が思い浮かべるのは焦げ茶色の豆だと思いますが、ライトローストはミルクチョコレートのような薄い茶色をしています。

ライトローストのコーヒーは一般的に飲料用ではない

コーヒーは浅い焙煎ほど酸味が強くなり、深い焙煎ほど苦味が強くなります。8段階中でもっとも浅煎りのライトローストは非常に強い酸味が特徴です。青臭さもあり、好んで飲む人があまりいないため、取り扱いのある店はほとんどありません。

本来、ライトローストは飲料用ではなく、カッピングテストの際に使われることが多いものです。カッピングテストとはコーヒーを輸出する前などに行われるテイスティングのことで、ごく浅い焙煎にすることでコーヒー豆そのものの風味を鑑定しやすくしているのです。

ライトローストのコーヒーを飲んでみたいときは

このように、ライトローストのコーヒーはあまりメジャーではなく、普通はメニューにも登場しません。しかし、コーヒーの専門家でない限りライトローストのコーヒーを飲むことができないのかというと、必ずしもそんなことはありません。コーヒー専門店では、コーヒー豆の種類や挽き方だけではなく、焙煎度合いまで指定できるところもあります。いわばオーダーメイドのコーヒーを作ってもらえるのです。

そういった店を探してライトローストでオーダーすれば、ライトローストのコーヒーを味わうことができます。また、最近では「サードウェーブコーヒー」と呼ばれるコーヒーが流行の兆しを見せています。サードウェーブとはその名の通りコーヒー業界における第3の波です。第1の波であるファーストウェーブは19世紀ごろに始まり、それまで上流階級のみが楽しんでいたコーヒーが一般庶民にも身近になり、コーヒーが大量生産・大量消費されたのが特徴です。

続く第2の波であるセカンドウェーブは1960年代ごろから始まりましたが、ファーストウェーブとは打って変わって量より品質を重視するようになり、スペシャリティコーヒーなどが生まれました。さらに時は過ぎ、2000年ごろから始まったサードウェーブは浅煎りを特徴としています。そのため、サードウェーブコーヒー系の店ならライトローストのコーヒーを取り扱っているところもあるでしょう。

まとめ

これまでは認知度が低く、カッピングテストの時くらいにしか用いられなかったライトローストのコーヒーですが、サードウェーブコーヒーの流行に乗って今後は見かけることも多くなるのかもしれません。もともと北欧では浅煎りのコーヒーを好む傾向にあるので、北欧系の店で探してみるのもおすすめです。コクや香りはやはり深煎りのコーヒーにはおよびませんが、ライトローストのコーヒーはその分コーヒー豆本来の酸味を感じることができます。コーヒー好きなら一度は味わっておきたいものですよね。

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