イタリアンローストとは?苦みやコクを楽しみたい方におすすめ!
もっとも焙煎が強くなっているイタリアンローストの特徴を紹介します。イタリアンローストは、カフェでエスプレッソを作るときに使用されているコーヒー豆として親しまれています。酸味がなくスモーキーな香りと真っ黒なコーヒーの見た目が特徴で、苦味やコクを楽しみたい人におすすめです。苦味が苦手な人も楽しめる方法も紹介します。
イタリアンローストとは
これまでのコーヒーに存在した酸味がありません。スモーキーな香りと真っ黒なコーヒーが特徴です。苦いコーヒーが好きな人におすすめです。
もっとも焙煎が強くなっている
8段階ある焙煎の度合いのなかでもっとも焙煎が強くなっています。一番焙煎が弱いものはライトロースト、もっとも焙煎が強いものがイタリアンローストです。
苦味をもっとも極めている
コーヒーの見た目が真っ黒なので、極深煎りコーヒーに分類されていることが分かります。また、香りも独特でコーヒー豆を焦がしたような香ばしさを味わえます。苦味が苦手な人はストレートで味わうのに苦労するでしょう。
多くの油分が抽出されるのが特徴
コーヒーのなかでもこってりしているのが特徴です。酸味がなくスモーキーな風味を味わえます。これは長時間焙煎したことにより生まれています。
カフェオレやエスプレッソにおすすめ
極深煎りのコーヒー豆から抽出されているので、苦味とコクが強いのが特徴です。そのため、苦味とコクに苦手意識を感じている人は、最初からイタリアンローストのコーヒー豆を選択しないかもしれません。しかし、そのような人でも楽しめる方法があります。
それは、ミルクを入れてカフェオレとして楽しむ方法です。ミルクのまろやかさとコーヒーの苦味が融合するので、ちょうどよい味わいとなります。また、酸味がなくスモーキーな風味を味わえるので、味に深みが増すでしょう。普段は浅煎りのミディアムローストから抽出したアメリカンを楽しんでいる人も、こちらを試してみるとよいでしょう。
そして、イタリアのナポリで日常的に飲まれているエスプレッソもおすすめです。エスプレッソを楽しむために存在しているともいわれているので、苦味が苦手な人も砂糖を入れて楽しみましょう。
苦みを極めたイタリアンローストは体によくない?
1日の摂取量を守れば問題ありません。砂糖やミルクと一緒に楽しむ人は、カフェインの摂取量だけではなく、糖分やカロリーにも気を付けましょう。
適量を守れば体に悪影響はない
極深煎りのコーヒーを日常的に楽しむと、体に悪影響を及ぼすのではないかといわれています。しかし、適量を守れば問題ないことが分かっています。ただし、適量は個人の性別や体格などによって異なるので、自分の適量を知っておきましょう。
イタリアンローストの美味しい淹れ方
コーヒーを淹れる順番も大切ですが、お湯の温度にもこだわりましょう。コーヒー豆のよさを引き出して素敵な時間を過ごしてください。
お湯の温度を高めに設定する
ペーパードリップでコーヒーを楽しめます。美味しくコーヒーを淹れる方法は、お湯の温度を高めに設定することです。95℃前後にするとよいでしょう。これは、コーヒーを淹れるときはお湯の温度の影響を受けるからです。お湯の温度が高ければ苦味が出ます。お湯の温度が90℃前後であれば酸味が出ます。イタリアンローストは酸味がないので、高めの温度にしましょう。
まとめ
初めてイタリアンローストのコーヒー豆を購入するときは、試飲ができるようであれば試飲してみましょう。香りと見た目と苦味を味わってみると、コーヒーの魅力が分かります。また、カフェでエスプレッソを楽しんだ後に自宅でも楽しみたいときは、コーヒー豆が販売されているカフェであれば、その場で購入するとよいでしょう。コーヒーを淹れるときのコツやポイントを解説してくれるかもしれません。何となく市販されているコーヒーを飲んでいた人は、この機会にドリップコーヒーで味わってみましょう。