フルシティローストは酸味より苦みが強い?美味しい飲み方とは
コーヒーのような甘味があり、酸味よりも苦味が強いのがフルシティローストの特徴です。また油分があり、まろやかさやコクのある味わいに引き立ててくれます。今回はそんなフルシティローストの美味しい飲み方について解説をしていきます。コーヒー豆にこだわりたい人や美味しい飲み方に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。特別な道具や特別な技術を必要としなくても、美味しいコーヒーが飲めます。
フルシティローストとは
8段階ある焙煎度合いのなかの6段階目にあたります。深煎りに分類されており、甘い香りと苦味の両方を兼ね備えているのが特徴です。
ローストとは
コーヒー豆を焙煎することを指します。コーヒーは個人の好みにより焙煎度合いが変化します。
全部で8段階ありますが、1段階目のライトは極浅煎りとなっていて、ほとんど飲まれることがありません。また、8段階目のイタリアンは極深煎りとなっていて、カプチーノやエスプレッソに用いられています。そのほかにも、アメリカンに使用されるミディアム、カフェオレに使用されるフレンチなどがあります。
コーヒーのような甘味がある
酸味が若干残っているものの、苦味が強くなっているのが特徴です。甘い香りを楽しみたい人にも選ばれています。
名前の由来
ニューヨークシティが名前の由来といわれています。ニューヨークでは一般的に親しまれているからです。
フルシティローストはアイスコーヒーにおすすめ
深い味わいと苦味を堪能したい人におすすめです。カフェオレと同じく深煎りに分類されています。
浅煎り
コーヒーの風味はかなり弱いです。シナモンローストとよばれています。色は黄色から茶色に変化する途中です。
中煎り
コーヒーの軽やかな風味を味わえます。ミディアムローストとよばれています。色は茶褐色ですが、まだ味は薄いです。
深煎り
シティローストは一番人気があります。カフェで飲むコーヒーもこちらが多くなっています。
フルシティローストは8段階のなかで6段階目に濃いコーヒーなので味わいが深くなっています。そのため、苦味も強くなっているのでアイスコーヒーに適しています。コーヒーの苦味と独特の香りが好きな人には選ばれるでしょう。
フルシティローストの美味しい飲み方
そこまで工程は難しくありません。コーヒーを淹れたことがない人でも、気軽に楽しめるようになっています。
ペーパードリップで淹れるのが一般的
もっとも普及している淹れ方がペーパードリップを使用する方法です。
淹れ方の流れ
まずは蒸らします。およそ30mlのお湯を注ぎます。次に、フィルターにお湯がかからないように気を付けながら、ゆっくり抽出します。そして、3回に分けてお湯を注ぎますが、全部の工程を2分以内に終了させます。
最後にコーヒーをかき混ぜて終了です。コーヒー豆とペーパドリップのみ準備すればよいので、誰でも手軽に楽しめます。
淹れるときのポイント
大量のお湯を一気に入れてしまうと、渋みが生まれてしまうので美味しく味わうのが難しくなってしまいます。できるだけ渋みを消して甘い香りを楽しめるコーヒー豆なので、その特徴を活かせるようにゆっくりお湯を注ぎましょう。
焙煎の度合いで淹れ方が変わる理由
浅煎りの魅力は酸味、深煎りの魅力は苦味です。自分の好みがどちらか分からないときは、カフェなどで飲み比べしてみるとよいでしょう。
アメリカンは中浅煎りで、カフェオレは深煎りになっています。このように焙煎の度合いで淹れ方が変わる理由は、コーヒー豆の比重が異なるからです。また、風味がお湯に溶け出すかどうかも影響しています。
まとめ
苦味が強くて深みがあるので、朝に目覚めたときや、仕事中でもうひと踏ん張りしたいときにおすすめです。自分でも美味しく飲めるようにコーヒーを淹れられるので、早速コーヒー豆を準備して試してみましょう。
ポイントは、ゆっくりお湯を注ぐことです。また、1回目にお湯を注いでから2分以内に3回目のお湯を注ぐようにしましょう。詳細はインターネットから確認してください。