今さら聞けない?わかりにくいコーヒーメニューの違いとは | オフィス用コーヒー(マシン)サーバーレンタルおすすめ5選

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今さら聞けない?わかりにくいコーヒーメニューの違いとは

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/04/13


コーヒーは産地や焙煎などだけでなく、「どのようにして飲むか」という側面からも多くの種類があります。これは、それぞれの国や文化によって独自に発展してきたものです。ここでは、これらの違いを解説していきます。コーヒーメニューの違いがよく分からないという方は是非ご一読くださいね。

エスプレッソ

エスプレッソはエクスプレスのイタリア読みで「急行」を意味します。急行電車の急行です。なぜ、それがコーヒーに関係するのかというと、それはエスプレッソの抽出方法に関係しています。通常、コーヒーを飲むときは豆を粉状にしてドリップして抽出しますが、エスプレッソは豆を蒸気と圧力で素早く抽出します。

こうすることで普通にドリップするより何倍も早く抽出できるのです。これが、エスプレッソの語源とされています。エスプレッソはドリップよりも味が濃く、苦味が強くなるのが特徴。そのまま飲んだり、ミルクを混ぜたりして飲むのが一般的です。

エスプレッソ・マキアート

エスプレッソ・マキアートは、エスプレッソに機械や泡立て器で泡立てたミルクを混ぜたものです。マキアートはイタリア語で「シミがついた」という意味で、コーヒーにミルクが混ざるとそれがシミのように見えるからその名がついたといわれています。エスプレッソは非常に苦く、そのままでは好き嫌いがわかれる上、量が少ないため、ミルクで味をマイルドにしたり、かさ増ししたりするといった意味合いもあるようです。

エスプレッソ・コンパナ

エスプレッソ・コンパナは、エスプレッソに泡だてたクリームを加えたものです。こうなると一気にスイーツ感が増します。コンパナはイタリア語で「泡だてたクリーム」を意味し、イタリアでもスイーツに似た感覚で飲まれることが多いです。

フラットホワイト

フラットホワイトは、エスプレッソに蒸気で温めたミルクをたくさん入れたものです。エスプレッソの苦味とミルクの甘みがバランスよく口に広がります。

アメリカーノ

簡単にいえば、エスプレッソにお湯を加えて薄く飲みやすくしたコーヒーです。同じようなものにアメリカンといわれるものがありますが、アメリカーノはドリップコーヒーにお湯を加えたものを指します。

カフェモカ

カフェモカは英語です。コーヒーはイタリア同様、エスプレッソを使います。これは、イタリアのお洒落な感じを出すためとも、機械で手早く出したいためなどさまざまな理由があるようです。これに温めたミルク、チョコレートシロップを混ぜます。チョコレートシロップというのがいかにもアメリカ風です。

カプチーノ

カプチーノはイタリア語です。諸説ありますが、イタリアの修道僧の着る服がカップッチョというもので、それが変化したものという説が有力とされています。カプチーノはカフェラテと同様、コーヒー、蒸気で温めたミルクを使用しますが、これに泡立てたミルクを混ぜます。上面だけふわふわしたミルクが楽しめます。

カフェラテ

カフェラテもイタリア語です。これは「カフェ」と「ラテ」にわけられます。カフェはコーヒー、ラテはミルクを意味します。要するにコーヒー牛乳です。

エスプレッソに蒸気で泡立てないように温めたミルクを入れ、表面に少し泡だてたミルクを乗せます。ミルクの表面にさまざまな絵柄を描くラテアートができるのも楽しみのひとつです。ちなみにイタリアの喫茶店でカフェを頼むとエスプレッソ、ラテを頼むとミルクがそれぞれ出てきます。

カフェ・ブラベ

ブラベとは、ミルクと生クリームを半々で混ぜ合わせたものです。これをコーヒーと混ぜ合わせたのがカフェ・ブラベになります。かの有名なアメリカのコーヒーチェーンが大々的に販売したことで世界的に広がり、コーヒーの消費量も爆発的に増えました。甘いフレーバーを混ぜたり、トッピングを乗せたりするなど、バリエーションが非常に多いのが特徴です。

 

コーヒーに関するさまざまな飲み方について解説してきました。一口にコーヒーといっても非常に多くの飲み方があり、さまざまな嗜好に対応する形で発展してきたことがわかりましたね。「なんとなく知っているけど、詳しい意味や背景はわからない」と思っていたあなた。この記事を読んで、それぞれの誕生の背景や意味がわかりましたね。コーヒーを飲みながら、ここで得た知識を誰かに披露してみても楽しいですよ。