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アメリカーノって何?アメリカンコーヒーとはどう違うのか解説!

公開日:2023/08/01  最終更新日:2023/06/13


毎日飲むほどコーヒーが好きという方も多くいるでしょう。コーヒーには多くの種類があり、ブレンドコーヒーやエスプレッソなど豆の種類や淹れ方などで味や風味が変わります。この記事ではアメリカーノについて、よく聞くアメリカンコーヒーとの違いや淹れ方なども紹介します。ぜひ、アメリカーノにチャレンジしてみてください。

アメリカーノとは

アメリカーノとは、エスプレッソにお湯を加えて薄めたものです。エスプレッソは、深煎りされた豆を圧力しながら抽出する方法で作られるため、酸味がほとんどなく濃厚なうまみと苦味が特徴的なコーヒーです。

しかしその一方で、一般的なコーヒーと比べると飲みづらさを感じる方もいるのではないでしょうか。その点、アメリカーノは酸味が少なく、苦味が抑えられてはいるものの、香り高くうまみのあるコーヒーとなります。バランスの良い一般的なブラックコーヒーと比較しても、一味違った風味が味わえます。名前の由来は諸説ありますが、エスプレッソを薄めて飲んでいたアメリカ人を指して使われるようになったというのが一般的です。

ただしアメリカーノという名前には、アメリカ人を侮蔑する意味も含まれていると言われており、アメリカでは一般的な飲み物ではありません。

アメリカンコーヒーとの違い

似たような飲み物に、アメリカンコーヒーがあります。こちらは、浅煎りの豆を粗挽きにして抽出したコーヒーのことです。ドリップコーヒーをお湯で薄めたものとよく誤解されていますが、異なります。さっぱりとした酸味と苦味の少なさが特徴的です。

アメリカーノとの違いとして、まず使用する豆の焙煎度合いが挙げられます。アメリカーノはエスプレッソを淹れるため深煎りを使いますが、アメリカンコーヒーは浅煎りを使います。豆の挽き方も異なり、アメリカンコーヒーは粗挽きとなりますが、アメリカーノは濃く抽出したいため、極細挽きで豆を使わなければなりません。コーヒー豆の粒の大きさを変えることで、ドリップした際にお湯の通り抜け方が異なり、濃さが調整可能です。

さらに淹れ方も異なり、アメリカーノはエスプレッソをドリップで作った後に、お湯で薄めます。アメリカンコーヒーはドリップするだけですが、もともと浅煎りで粗挽きの豆を使っているので見た目も色の薄いでき上がりとなります。

アメリカーノの淹れ方

アメリカーノを作る場合でも、まずエスプレッソを作らなければならないので、深煎り極細挽きのコーヒー豆を用意しましょう。専用のマシンを持っている場合は、簡単にエスプレッソを抽出できます。マシン専用の豆が必要な場合もありますので注意しましょう。

マシンの場合は、高い圧力をかけて抽出するので独特の濃さが生まれます。また、クレマと呼ばれる泡の層も美味しさの要素のひとつです。お湯の量はおよそ3倍から5倍ほどを加えましょう。お湯を倍ほどにして濃いめで楽しむことも可能です。好みに合わせてお湯の量を調整しましょう。

注意点としては加えるお湯は通常コーヒーを淹れる時の温度よりも高めにしておくことです。マシンがない場合は、コーヒ粉10グラムに対して120ミリリットルのお湯で抽出し、100ミリリットル前後のお湯で調整しましょう。本格的なエスプレッソとは異なりますが、似た味が楽しめます。

まとめ

アメリカーノとは、エスプレッソをお湯で薄めたものです。エスプレッソの香りの高さや酸味の少なさといった特徴を残しつつ、苦味が軽減されたコーヒーとなります。アメリカンコーヒーとは、そもそも淹れ方や使っている豆の煎り方や挽き方が異なります。アメリカンコーヒーは粗挽き、浅煎りの豆を使用して、普通にドリップしたものです。

出来上がりの見た目は一般的なコーヒーと比べて薄いので、ドリップコーヒーをお湯で薄めたものと誤解されがちです。味もさっぱりとした酸味と苦味の少なさが特徴となります。本格的なアメリカーノを淹れるには専用のマシンが必要ですが、濃いめのコーヒーを入れてお湯で薄めることで似た味のアメリカーノを作ることも可能です。