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シティローストとは?コクのある苦みを楽しめるコーヒーについて解説

公開日:2023/01/01  


コーヒーに興味のある人はシティローストを耳にしたことがあるでしょう。しかし、シティローストがどんな味わいなのか、どんな豆と相性がよいのかなど、分からないことが多くあります。この記事では、シティローストの味や香りからおすすめのコーヒー豆をご紹介します。さらに、おいしい淹れ方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

シティローストとは

シティローストは深煎りになり、ややコーヒーの苦味を感じられます。甘さが加わるカフェオレや家庭で楽しむコーヒーとして使用さる焙煎度合いでもあります。広く使われているので、日頃飲んでいるコーヒーはシティローストかもしれません。

味はやや苦味がある

先ほども紹介しましたが、シティローストはほんのり苦味があります。さっぱりした苦さよりもコクのある苦味で、コーヒー特有の香りや深みを堪能できます。そのため、苦味が強く香りがしっかりしたコーヒー豆で焙煎すると、よりコーヒーのよさを引き立ててくれます。

日本人好みの中深煎りコーヒー

シティローストの特徴を紹介しましたが、ローストの知識がなければコーヒーを楽しめないことがあります。自分好みのコーヒーを見つけるための役割も果たすので、ローストの知識を覚えましょう。

ローストの基本情報

そもそもローストは焙煎の意味があり、コーヒーの場合ではコーヒー豆を焙煎するという意味合いになります。ローストには8段階に分けられ、それぞれを浅煎り・中煎り・深煎りの3つに分類されます。浅煎りは酸味が強くすっきりとした味わいを楽しめ、中煎りは酸味と苦味のバランスがちょうどよい味わいです。そして深煎りは、酸味がほとんどなくコクのある苦味をもっとも感じられます。

コクを楽しむ中深煎り

シティローストは深煎りになりますが、深煎りよりも苦味は強くなく酸味も感じられます。中煎りと深煎りの間である中深煎りに当てはまり、酸味と苦味、さらには甘味のバランスが取れています。苦味の中にすっきりとした酸味が感じられ、全体を甘味で包み込んでいるため、味がまとまっています。コーヒーのよいところが集まったような風味のため、日本人が好むコーヒーとして、コーヒー店や市販の商品に使われています。

シティローストに適したコーヒー豆

グアテマラ産の豆は酸味がありますが、シティローストに焙煎することで酸味が落ち着きます。ほのかに苦味も出てくるので、さっぱり感とコーヒー本来のコクを一緒に楽しめます。また、ブラジル産やコロンビア産の豆もおすすめです。どちらも酸味はありますが、コクも含んでいるため、バランスのよい味わいのコーヒーができます。一口飲むとすっきりした酸味が感じられ、後からほのかに苦味と甘味を楽しめるため、普段コーヒーを飲まない人にも飲みやすい仕上がりになるでしょう。

シティローストの美味しい淹れ方

シティローストはアメリカで生まれたもので、ドリップに適した焙煎です。今回はドリップの淹れ方をご紹介します。最初に30mlほどのお湯を注いで豆を蒸らしましょう。次に、フィルターに当たらないように「の」の字を描きながら抽出します。3回に分けてお湯を注ぎましょう。

このとき、早くお湯を入れると渋みが出てしまうので、ゆっくり注ぐことがポイントです。お湯を加え、しばらくしたら抽出が終わり、完成となります。ただし、豆や産地によって温度や抽出の時間が変わってくるため、基本のやり方を参考にしながら好きな味を見つけていきましょう。

まとめ

シティローストは酸味と苦味、甘味、コクのバランスがよいコーヒーに仕上がります。私たち日本人が好むほのかな苦味とすっきりした酸味、口当たりをほんのり甘くする味わいです。ブラックはもちろんですが、アイスコーヒーにしてもマイルドな味わいになります。また、カフェオレとの相性もよく、優しい甘さのコーヒーに仕上がります。シティローストは豆の特徴が出やすい焙煎なので、自分好みのコーヒー豆を選んでコクや香りを楽しみましょう。