日本でも古くから愛されている!キリマンジャロコーヒーの魅力
コーヒーショップや喫茶店などで、質の高いコーヒーとして知られる「キリマンジャロコーヒー」。一度は名前を聞いたことがあるという方、多いのではないでしょうか。しかし実際、なぜキリマンジャロコーヒーが質の高いコーヒーなのか分からないという方もいるでしょう。そこで、キリマンジャロコーヒーの特徴や、美味しい飲み方をご紹介します。
キリマンジャロコーヒーの特徴
キリマンジャロコーヒーは、アフリカ大陸の最高峰山岳、キリマンジャロの中腹、標高1,500m~2,000mの場所で栽培されるコーヒーです。標高が高いので降水量も多く、昼と夜の寒暖差も激しい環境の中で栽培されます。この厳しい環境は一見コーヒーの栽培に適していないように感じますが、実はこの厳しい環境こそ、コーヒーの栽培に最適なのです。そんなキリマンジャロコーヒーの見た目は緑灰色で、硬くて大粒です。
グレード
キリマンジャロコーヒーの中でも、グレードが設定されています。コーヒー豆の大きさ、欠点豆が含まれる割合、色合いをもとに決められ、最高級グレードから順に、AA、AB、B、C、Eという順番で分類されます。日本に輸入されているキリマンジャロコーヒーは、最高級グレードであるAAのものが多いです。
キリマンジャロコーヒーの味わいと風味とは
キリマンジャロコーヒーは、強い酸味が特徴的なコーヒーです。飲み口もさっぱりしていて軽く、コーヒー特有の苦みが少ないでしょう。さっぱりしていながらコクがあるのも、根強い人気の秘密です。
お好みの焙煎度合いで味わいと風味を楽しめる
コーヒーは、焙煎度合いで味わいが変わります。キリマンジャロコーヒーの場合、浅煎りや中煎りで淹れると酸味が際立ち、深煎りで淹れると、酸味よりも甘い香りが目立つようになります。
キリマンジャロコーヒーを美味しく飲むポイント
ここからは、キリマンジャロコーヒーを美味しく飲むポイントをご紹介します。
ブレンドするならブラジルコーヒーがおすすめ
キリマンジャロコーヒーの強い酸味が苦手な方は、ブラジルコーヒーとのブレンドがおすすめです。ブラジルコーヒーは苦みとコクが特徴的なため、キリマンジャロコーヒーと合わさると飲みやすくなるでしょう。
ハンドドリップは80~85℃のお湯で
ハンドドリップでキリマンジャロコーヒーを飲む場合は、やや低めの80~85℃のお湯で淹れるのがポイントです。ペーパードリップなら、初心者でも美味しいコーヒーが淹れられるだけでなく、淹れる途中のコーヒーの香りも楽しめるでしょう。
コクを楽しむならエスプレッソで
キリマンジャロコーヒーのコクを楽しみたいなら、エスプレッソで飲むのがおすすめです。エスプレッソは、深煎りしたコーヒー豆をエスプレッソ専用器具で圧力をかけて淹れるコーヒーです。キリマンジャロコーヒーをエスプレッソにすると、強かった酸味が弱まり、反対に苦みやコクを感じられるようになります。
コーヒーゼリーにしてデザートにも
キリマンジャロコーヒーをコーヒーゼリーにして、デザートとして食べるのもおすすめです。爽やかなコーヒーゼリーになるので、生クリームやアイスなどの甘いものと合わせれば、絶品デザートになるでしょう。
まとめ
キリマンジャロコーヒーは、世界でも最高峰山岳の中腹で栽培されていることで、ほかのコーヒーには出せない酸味やコクを味わえます。日本でもコーヒーショップには必ずといっていいほど置いてあるので、世界3大コーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。浅煎りや深煎り、ブレンド、コーヒーゼリーなど、さまざまな飲み方があるので、お好みの飲み方でキリマンジャロコーヒーを楽しんでみてください。