ベトナムコーヒーはどんな飲み物？濃厚な味わいが魅力って本当？

皆さんの中にはコーヒーが大好きで毎日飲んでいるという方多いのではないでしょうか。そんな皆さんの中で、ベトナムコーヒーは一体どんな飲み物であるかご存でしょうか。さらにベトナムコーヒーは濃厚な味わいが魅力といわれていますが本当なのか気になりませんか。そこで今回は、ベトナムコーヒーについて見ていきましょう。

ベトナムコーヒーとは

ここでは、ベトナムコーヒーとは一体どんなコーヒーなのかについて見ていきましょう。まず、前提としてベトナムコーヒーは、コーヒー抽出時に独自のフィルターを使ってコーヒーをいれるという特徴があり、ベトナムでは親しみ深いコーヒーとなっています。

ベトナムコーヒーを入れる際に欠かせない独自のコーヒーフィルターですが、このフィルターは、カフェ・フィンと呼ばれているフィルターになります。カフェ・フィンはカップに乗せる平皿とドリッパー、筒の中の粉をおさえる役割がある中蓋、最後にコーヒー抽出時に熱が逃げないようにする上蓋の4個のアイテムから成立しているコーヒーフィルターになります。

カフェ・フィンの材質で多いのはアルミやステンレスのものが多く、一般的なコーヒーフィルターを使用して中抽出するコーヒーよりも濃厚かつ深みのある味わいのコーヒーを抽出できます。ベトナムコーヒーは、カフェ・フィンを利用して抽出するため、濃厚で深みのある味わいを楽しむことができます。また、このコーヒーは、少々苦味が強いコーヒーとなっているため、コンデンスミルクを加えて飲むことが主流となっています。

ベトナムコーヒーは濃いといわれている？

ここでは、ベトナムコーヒーが濃いのか否かについて見ていきましょう。ベトナムコーヒーの特徴はなんといっても、濃さに特徴があるコーヒーなので、ベトナムコーヒーが濃いといわれているのは本当なようです。しかし、なぜベトナムコーヒーは濃いといわれるようになったのか、下記にまとめました。

お湯が少なめ

こちらのコーヒーは、コーヒー豆に対してお湯が少なめになっています。このため、豆の量が多く、水分量がかなり少ないため、濃いめのコーヒーが抽出されてしまうことが挙げられます。

品種の影響

ベトナムコーヒーの豆の品種は、ロブスタ種と呼ばれている品種を使用しています。この品種は、苦味や渋みがほかの品種と比較しても強いことが特徴に挙げられます。よってベトナムコーヒーが濃いと感じるのはこの豆の品種が影響していることが挙げられます。

抽出方法

一般のコーヒーとは異なり、ベトナムコーヒーはカフェ・フィンにてコーヒーの抽出を行います。この抽出方法はゆっくりとコーヒーの抽出をすることが可能なため、この抽出方法がベトナムコーヒーの濃さに影響を与えていることが挙げられます。

ベトナムコーヒーの飲み方をレクチャー

ベトナムコーヒーはブラックで豆本来の味わいを楽しみながら飲むのも醍醐味のひとつです。しかし、このコーヒーをカフェなどで提供される場合、コーヒーとコンデンスミルクなどのように、ふたつの層に分かれていることが多いです。

このため、コンデンスミルクがしっかりコーヒーになじむようによくかき混ぜてから飲むのがおすすめです。さらに飲み方としては、勢いよくごくごくと飲むのではなく、少しずつゆっくりと飲む飲み方が一般的となっています。

まとめ

今回は、ベトナムコーヒーはどんな飲み物で濃厚な味わいが魅力とは本当なのかについて見てきました。このコーヒーは、カフェ・フィンでの抽出が主流となっているコーヒーで、ベトナムではなじみ深いコーヒーとなっています。コーヒーの味に関しては濃いめのコーヒーではありますが、コンデンスミルクなどを加えることでまろやかな味わいになります。こちらの記事が、ベトナムコーヒーに興味がある方に少しでも参考になれば幸いです。