バターコーヒーはどうやって作るの?ダイエット効果はどれくらいなのか解説
突然ですが、みなさんコーヒーはよく飲まれますか?単にコーヒーといってもその種類は実にさまざまです。今回は、ここ数年の間に日本で一気に浸透したバターコーヒーの解説をします。ここまで話題になると今さら聞きづらいその作り方や、ダイエット効果の真相についても追求してみますので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。
バターコーヒーとは
近年、着々と注目を浴びているバターコーヒーですが、もともとはアメリカ発祥の飲み物です。アメリカ人のデイヴ・アスプリー氏が、コーヒーにバターとオイルを組み合わせた飲み方を発案したのが始まりです。
しかしコーヒーに油とは、少々体に悪そうな気もするでしょう。もしそれが通常の食用油であったら相性はよくないかもしれません。ですが、バターコーヒーに使用する油はMCTオイルといって、ココナッツなどに含まれる中鎖脂肪酸から作られた油なので、組み合わせ的にも問題ありません。
摂取後はエネルギーに変わり、体内に溜まりにくいという性質があります。また、バターの方も、グラスフェットバターという牧草のみで育てられた、牛のミルクで作られたものを使うため、体に優しい成分です。
こちらも通常使用のバターとは異なり、不飽和脂肪酸といって、植物や魚と同じ良質な脂肪が含まれています。脂溶性ビタミンが豊富で、脂肪の燃焼をうながす効果があるのです。
そんなバターコーヒーを楽しめるお店が、都内を中心にどんどん増えています。SNSや口コミでも大変関心が持たれていて、有名人が愛飲しているとの影響もあるため、その人気は上昇する一方です。
バターコーヒーのダイエット効果
1日のはじまり、すなわち朝食の代わりにバターコーヒーを取り入れることによって、ダイエット効果があると話題になっています。それは一体なぜなのでしょうか。
これにはまず、朝食をバターコーヒーに置き換えるという点がポイントです。バターやオイルを加えたコーヒーには驚きの満腹感があります。しかも、腹持ちはある程度持続してくれるため、無駄な間食に手を出してしまうことを防いでくれます。
また、糖分を含んでいないので、摂取カロリーを大幅に抑えることも可能です。前述のとおり、MCTオイルとグラスフェットバターには高い栄養価がありながらも、ダイエットをする人にとってはうれしい低カロリーを実現しています。
人は、食べ物を食べてから消化するまでに、およそ18時間かかるといわれているのはご存じでしょうか。そのため、1日3食だと、消化中の体内にまた次の食事が入ってくることによって、内臓は働き詰めです。
そこでひとつの方法として、朝食をバターコーヒーに置き換えてみることです。そうすれば、内臓に少しの休みを与えてあげることができ、昨今流行りの朝ファスティングダイエット効果が得られるのでしょう。
バターコーヒーの作り方
バターコーヒーに必要な材料は、1杯のコーヒー、MCTオイル(15g)、グラスフェットバター(10g)のみです。ちなみにコーヒーは、しっかりと抽出したものでも、またはインスタントのどちらでも問題ありません。
すべての材料をブレンダーかミキサーに入れたら、しっかりと混ぜ合わせて泡立たせます。なめらかにクリーミーになったら、もう完成です。
まろやかなおいしさを出すポイントは、しっかりと混ぜきることです。ここを中途半端にしてしまうと、コーヒーと油が分離してしまい、飲むのがただただ辛いだけです。
口当たりをよくするには、コーヒーと油分が乳化した状態にしてください。材料も少なく作り方も簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
バターコーヒーには、ダイエットのほかにも、次のような効果があるといわれています。それは、アンチエイジングや基礎代謝のアップ、血糖値の上昇を下げることによる肉体的パフォーマンスへの期待です。さまざまなメリットがあるならばぜひ試してみたいと思うでしょう。
毎朝の1杯であれば習慣にすることも苦にならず、簡単に取り組めるのではないでしょうか。