レンタルコーヒーサーバーのコーヒー豆を劣化させてしまう原因とは? | オフィス用コーヒー(マシン)サーバーレンタルおすすめ5選

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レンタルコーヒーサーバーのコーヒー豆を劣化させてしまう原因とは?

公開日:2019/06/01  

自宅やオフィスで手軽に淹れたてのコーヒーが楽しめるとあって、様々な種類のレンタルコーヒーサーバーがあります。コーヒー豆もメーカーが用意した専用のものから、好みの味を選ぶことができ、プロからアドバイスも受けられるので迷うことがありません。

しかし、いくらいい豆でも劣化してしまうとせっかくの風味が台無しになってしまいます。

 

コーヒーは繊細で傷みやすいもの

コーヒーを飲むためには焙煎(ロースト)といって豆を乾煎りする行程が必要です。焙煎することで、コーヒー専門店に入ったときに感じる、あの香ばしい香りと風味が出てくるのです。

豆の内部には油分がたくさん含まれており、加熱乾燥することで外側ににじみ出てきます。表面がテカテカと光っているのはそのためです。また、焙煎直後が最も新鮮で美味しいコーヒーだと言われています。

乾燥しているので腐りにくく日持ちも長いと思われがちですが、豆は非常にデリケートなものです。なぜなら空気中の腐敗菌に触れると一気に鮮度が落ちてしまうからで、袋詰めの段階でも開封後でも空気に触れる危険性が大いにあります。加熱乾燥しているとは言え、生鮮食品と同じくらい傷みやすいと言えます。

 

劣化すると味にどんな違いがあるの?

豆の鮮度が落ちるのは、表面の油分が深く関係しています。深煎りすると出てくる油分も多くなって香りも高くなるのですが、この油分が空気中の酸素に触れることで酸化が起こり、品質や香りを低下させてしまいます。これがいわゆる劣化状態です。コーヒーが劣化すると、味に酸っぱさが出てきます。

これは、本来コーヒーが持つすっきりとしたフルーティーな酸味とは違い、舌にピリピリと残る嫌な酸味です。どんなにいい豆でも、焙煎後1ヶ月も経てば酸化が進んでしまいます。粉末状のものの場合、空気に触れる面積も大きいので、さらに酸化が早くなります。袋詰めのコーヒー豆は開封後2週間以内に飲みきるほうがいいでしょう。

 

劣化する4つの原因に気をつけよう

劣化する原因は、上記で述べたように空気に触れることなのですが、ほかにも劣化につながるさまざまな原因があります。

その一つが温度です。保存場所の温度が高いと酸化のスピードも速くなります。ガスコンロの近くや、電子レンジ、トースターなど加熱する電化製品の近くは注意が必要です。また、夏場は常温保存ではなく冷蔵庫に入れましょう。

次に湿度です。湿度は酸化を早めるだけでなく、カビを発生させる原因にもなります。キッチンの棚の中や風通しの悪い部屋、梅雨の時期は湿気が溜まりやすいので、乾燥剤を使用するなど工夫しましょう。

最後にです。太陽光には紫外線が含まれており、これが酸化させる原因になります。また、蛍光灯の光でも酸化は進むので、光が当たる場所は避けるか、光を通さない容器で保存しましょう。

 

コーヒー豆の劣化とは酸化することで、品質や香りを大きく低下させてしまいます。その原因は、空気中の酸素、温度と湿度、光と外的要因によるものです。

酸化を防ぐことは難しいですが、これらに気をつけて保存すれば、酸化のスピードを遅らせることができます。それでも、2週間以内が美味しく味わえる期限だと言えるので、コーヒーを飲む頻度がそこまで多くないのであれば、できるだけ少量の袋で購入するか、カプセル式のコーヒーをセットするタイプのコーヒーサーバーを選ぶほうがいいかもしれません。せっかく淹れたての美味しいコーヒーが飲めるのですから、豆の劣化原因を取り除くように注意しましょう。