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コーヒー豆の実はチェリーの種だった!欠かせない精選って何?

公開日:2022/11/01  最終更新日:2022/11/15

コーヒー豆

皆さんの中でもコーヒー好きな方は多いのではないでしょうか?そんな皆さんはコーヒー豆の正体や精選という作業をご存知でしょうか。耳にしたことはあるが深い意味までは意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、コーヒー豆は豆なのかそれとも何か別のものなのかや、精選作業に関して見ていきたいと思います。

コーヒー豆は「豆」じゃなかった!

皆さんの中で、コーヒー豆はマメ科であると思っている方は多いのではないでしょうか?実はコーヒー豆は豆ではなく、コーヒーの木の種子に当たる部分になります。コーヒーの木は赤道付近の地域で栽培されている果実となっています。コーヒーの木は時期になると白く綺麗な花を咲かせ実がなります。

その実がまるでさくらんぼのように真っ赤に染まるため、コーヒーチェリーと呼ばれています。また、一般的にコーヒー豆と呼ばれている物はコーヒーの実の中に向かい合わせで入っている、2粒の種子のことを指しています。このことから結果として、コーヒー豆は豆ではなくコーヒーチェリーの種であることが分かりました。

コーヒーチェリーの精選

まず、最初にここではコーヒー豆を作るのに大切な工程のひとつ、精選作業についてお話させていただきます。そもそも精選とは、コーヒーチェリーの実から生豆を取り出す作業のことを言います。コーヒーチェリーの精選作業ですが、作業方式が非水洗式、水洗式、パルプドナチュラル、スマトラ式の4パターンがあります。こちらの4パターンの作業方式に関して、下記にて詳しく見ていきたいと思います。

非水洗式

非水洗式はナチュラルとも呼ばれている精選方法です。水をほぼ使用せずに精選する方法で、エジプトやエチオピアなどでよく用いられています。

水洗式

水洗式はウォッシュドとも呼ばれている精選方法です。コーヒーチェリーを水で丸ごと洗うことによって種のみを取り出す精選方法で、カリブ海諸国・中南米など世界各国で多く用いられています。

パルプドナチュラル

パルプドナチュラルはハニープロセスとも呼ばれている精選方法です。先程お伝えした非水洗式と水洗式の間にあたる精選方法で、ウォッシュドと同様に果肉の除去を行います。こちらの精選方法はブラジルで開発された精選方法であることからブラジルやコスタリカを中心によく用いられています。

スマトラ式

スマトラ式ですが、パルプドナチュラル同様のパーチメントコーヒーとなります。その後パーチメントコーヒーの乾燥を行いますが、十二分に乾燥をしきらないうちに脱穀してしまうのがスマトラ式最大の特長といえます。こちらの精選方法はインドネシアのスマトラ島などでよく用いられています。

コーヒーが焙煎されるまでの流れ

最後に、ここではコーヒーが焙煎されるまでの流れを見ていきたいと思います。最初にコーヒーチェリーを手摘み若しくは機械摘みで収穫します。その後収穫したコーヒーチェリーから豆を取り出す作業が行われ豆のサイズが大きいものや比重の大きい豆のみを選別し、さらに豆の色艶のチェックも行います。

そして、最後に焙煎作業に移ります。焙煎時、熱の与え方によって色、香りや風味すべてに影響を及ぼします。焙煎具合が浅い時は酸味が強く、一方で焙煎具合が深いと苦味が強くなります。焙煎の具合で酸味や苦味などの違いが出る原因としては、生豆に含まれている、多種多様な成分が化学反応を起こすことが原因とされています。

まとめ

今回は、コーヒー豆の正体は一体何なのかや精選方法。さらに、コーヒーの焙煎に関して見てきました。コーヒー豆の正体は豆ではなく、コーヒーの木の種子であり、精選方法も多種多様な方法がありました。さらにコーヒーの焙煎は焙煎時に熱の与え方や焙煎具合によって酸味が強く出てしまう場合や、苦味が強く出てしまう場合があると分かった一方、焙煎作業はとても繊細な作業ということも分かりました。今回の記事を通して少しでも皆さんの知識が深まれば幸いです。