リストレットとは?エスプレッソとの違い・意味・作り方とスタバでの頼み方

「リストレット」という言葉を、カフェのメニューやスタバのカスタマイズで見かけたことはありませんか?リストレットは、エスプレッソをさらに凝縮させた飲み方のひとつです。この記事では、リストレットの意味やエスプレッソとの違い、作り方、スタバでの頼み方、そしてオフィスのコーヒーマシンで楽しむ方法まで分かりやすく解説します。
この記事の結論
リストレットとは、エスプレッソと同じ量の豆を使い、抽出量を半分ほど(約15〜20ml)に抑えた濃縮エスプレッソのこと
抽出の前半だけを使うため、苦味や雑味が少なく、甘みとコクを感じやすい
作るにはエスプレッソ対応のマシンが必要。オフィスでも、エスプレッソに対応した全自動コーヒーマシンがあれば楽しめる
もくじ
リストレットとは?意味と由来
リストレット(ristretto)とは、エスプレッソと同じ量のコーヒー豆を使い、抽出するお湯の量を半分ほどに抑えて淹れたコーヒーのことです。できあがりの量は約15〜20mlと少なく、エスプレッソをさらにギュッと凝縮したような一杯になります。
「ristretto」はイタリア語で「制限された」「凝縮された」という意味です。抽出を途中で切り上げ、量を制限して淹れることから、この名前がついたといわれています。
日本ではまだ馴染みの薄い飲み方ですが、エスプレッソ文化が根付いているイタリアなどヨーロッパでは、定番の頼み方のひとつです。日本でも、エスプレッソを扱うカフェやコーヒーチェーンで注文できるお店が増えています。
エスプレッソ・ルンゴとの違い
リストレットと、よく比べられるのが「エスプレッソ」と「ルンゴ」です。3つとも使う豆の量は同じで、違いは抽出するお湯の量(=抽出時間)です。
| リストレット | エスプレッソ | ルンゴ | |
| 抽出量の目安 | 約15〜20ml | 約25〜30ml | 約50ml以上 |
| 抽出時間 | 短い | 標準 | 長い |
| 濃さ | とても濃い | 濃い | やや軽い |
| 味の特徴 | 甘み・コクが凝縮し、苦味や雑味が少ない | 苦味・酸味・甘みのバランスが良い | 苦味が出やすく、すっきりした飲み口 |
※抽出量は一般的な目安です。お店やマシンによって異なります。
味の違い
コーヒーは、抽出の前半に甘みや酸味、コクのもとになる成分が出やすく、後半になるほど苦味や雑味が出やすくなるといわれています。リストレットはおいしい前半部分だけを使うため、エスプレッソよりも苦味が穏やかで、甘みやコクをしっかり感じられるのが特徴です。
カフェイン量の違い
見た目や味が濃いので「カフェインが多そう」と思われがちですが、リストレットは抽出時間が短いぶん、1杯あたりのカフェイン量はエスプレッソと同じか、やや少なめとされています。量も少ないため、マグカップ1杯のドリップコーヒーと比べると、1杯あたりのカフェインは少なくなるのが一般的です。
リストレットの作り方
エスプレッソマシンで作る場合
リストレットは、エスプレッソを淹れるときと同じ量の豆を使い、抽出量を半分ほど(約15〜20ml)で止めるだけで作れます。高い圧力をかけて抽出する必要があるため、エスプレッソに対応したマシンが必要です。ドリップ式のコーヒーメーカーでは作れません。
マシンに「リストレット」のボタンや、抽出量を設定できる機能がある場合は、それを使うのがいちばん簡単です。
リストレットの設定がないとき
専用の設定がないマシンでは、エスプレッソの抽出を始めて、量が半分ほどになったところで止める、またはその時点でカップを外す方法があります。後半に抽出される部分は苦味が強いため、リストレットとして飲むのには向きません。
リストレットのおすすめの飲み方・アレンジ方
そのまま飲む:まずはストレートで、エスプレッソとの味の違いを楽しんでみましょう。
砂糖を加える:本場イタリアでは、砂糖を小さじ1杯ほど入れて飲むのも定番です。ビターチョコレートのようなコクと甘みが引き立ちます。
ミルクと合わせる:カフェラテやカプチーノ、フラットホワイトのベースにすると、苦味が少ないぶんミルクとなじみやすく、コーヒーの甘みが感じられるまろやかな味になります。ミルクを入れすぎるとコーヒーの風味が薄れるので、量は控えめがおすすめです。
スタバでリストレットを頼むには
スターバックスでは、ラテなどのエスプレッソを使ったドリンクで、エスプレッソショットを「リストレットショット」に変更するカスタマイズができます。注文時に「ショットをリストレットにしてください」と伝えるだけでOKです。
いつものラテが、苦味の少ないまろやかな味わいになるので、エスプレッソの苦味が苦手な方にもおすすめです。料金や対応ドリンクは店舗で確認してください。
オフィスのコーヒーマシンでリストレットは作れる?
「仕事中もカフェのような一杯を楽しみたい」という方も多いのではないでしょうか。結論からいうと、オフィスでも、エスプレッソに対応したコーヒーマシンがあればリストレットに近い一杯を楽しめます。ただし、オフィス用のコーヒーマシンにはいくつかのタイプがあり、どれでも作れるわけではありません。
オフィス用コーヒーマシンのタイプと、リストレットへの対応
| マシンのタイプ | 特徴 | リストレット |
| ポット・デカンタ式 | まとめて何杯分も抽出。会議や来客の多いオフィス向け | |
| 1杯取り(ドリップ式) | 1杯ずつドリップで抽出。手軽で導入しやすい | |
| カプセル式 | カプセルをセットして抽出。機種・カプセルによってはエスプレッソ系にも対応 | |
| 全自動(豆から挽くタイプ) | 1杯ごとに豆を挽いて抽出。エスプレッソやミルクメニューに対応する機種が多い |
リストレットも楽しみたいオフィスのマシン選び 3つのポイント
エスプレッソに対応しているか:リストレットはエスプレッソの一種なので、エスプレッソが作れることが大前提です。
抽出量や濃さを設定できるか:画面で抽出量を少なめに設定できる機種なら、リストレットに近い一杯を作りやすくなります。専用ボタンの有無は機種によって違うので、導入前に確認しておきましょう。
ミルクメニューに対応しているか:リストレットはラテやカプチーノのベースにも向いています。ミルクメニューがあると、社員の好みに合わせて楽しみ方が広がります。
エスプレッソ対応のマシンを扱っているかどうかや、選べるマシンの種類は、レンタル会社によって異なります。オフィスに本格的なコーヒーマシンを導入したい方は、各社のサービスを比較してみましょう。
よくある質問
イタリア語で「制限された」「凝縮された」という意味です。エスプレッソの抽出量を制限して、濃縮させた一杯を指します。
使う豆の量は同じで、抽出量が違います。エスプレッソが約25〜30mlなのに対し、リストレットは約15〜20mlです。苦味や雑味が少なく、甘みやコクを感じやすいのが特徴です。
味は濃いですが、抽出時間が短いため、1杯あたりのカフェイン量はエスプレッソと同じか、やや少なめとされています。
エスプレッソに対応したマシンがあれば作れます。ドリップ式のコーヒーメーカーでは作れません。オフィスなら、エスプレッソ対応の全自動コーヒーマシンがおすすめです。
まとめ
リストレットは、エスプレッソと同じ量の豆で、抽出量を半分ほど(約15〜20ml)に抑えた濃縮エスプレッソです。抽出の前半だけを使うため、苦味や雑味が少なく、甘みとコクをしっかり感じられます。
ストレートで味わうのはもちろん、砂糖を加えたり、ラテのベースにしたりと楽しみ方もさまざまです。スタバではリストレットショットへのカスタマイズで気軽に試せます。
オフィスでも、エスプレッソに対応した全自動コーヒーマシンを導入すれば、仕事の合間にカフェのような一杯を楽しめます。マシン選びに迷ったら、当サイトのランキングも参考にしてみてください。









