エルサルバドル産のコーヒーはどんな味わい?特徴や生産国をご紹介! | オフィス用コーヒー(マシン)サーバーレンタルおすすめ5選

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エルサルバドル産のコーヒーはどんな味わい?特徴や生産国をご紹介!

公開日:2022/08/01  最終更新日:2022/08/02


エルサルバドルという国をご存じですか?国の場所は赤道付近の熱帯気候に位置しており、さまざまな影響がもたらす土地や気候はコーヒー豆の生産にとても適しており、栽培が盛んに行われています。国の花にもコーヒーの花が採用されるほど、国民に愛されているエルサルバドルのコーヒーを、一度は飲んでみたいと思いませんか?

エルサルバドル産のコーヒーの特徴

アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種とコーヒー豆の三大原種の中で、エルサルバドルで生産されるのはすべてアラビカ種です。その中で半数以上の農園が生産しているのがブルボン種です。ブルボン島でアラビカ種の派生であるティピカ種が持ち込まれた際に、突然変異により誕生したことからその名が付けられました。

豆自体は丸みがあり小粒ですが、しっかりとしたコクの中に甘みがあるのが特徴です。その中でも、黄色いコーヒーチェリーのものがイエローブルボンと呼ばれています。流通が少なく希少で、味は通常のものより甘みが強いといわれます。以前、期間限定でコンビニエンスストアでも採用されたことが話題になりました。

小さいけどコーヒー生産が盛んな国

赤道付近の帯状の熱帯地域をコーヒーベルトといいます。コーヒー栽培の適地であるエリアがベルトのように地図上に位置することからそう呼ばれます。エルサルバドルは中央アメリカ中部にあり、グアテマラやホンジュラス、太平洋に接しているのです。気温は17℃~31℃あり、湿度も高いことから一年を通じて高温多湿です。

雨季と乾季がはっきりと分かれているのが特徴で、乾季にはほとんど雨が降りません。日本の四国ほどの大きさの国土には多数の火山が存在し、赤道の影響を受けない高い標高とミネラルを多く含む土壌がコーヒー豆の生産を盛んにします。コーヒー豆の生産や輸出が国民の経済を支えています。

日々改良されているエルサルバドルのコーヒー豆

ブルボン種のコーヒーの風味は非常に優れているため、さまざまな品種と掛け合わされ改良されているのです。また、ブルボン種の木は病気になりやすいことから、エルサルバドルでも日々さまざまな努力がなされています。小ぶりで収穫量が安定するアラビカ種の派生であるパーカス種と、大ぶりで収穫が大変なティピカ種の派生であるマラゴシッペ種を交配したパカラマ種は、エルサルバドルで開発されたものです。

2つの長所を生かしたパカラマ種の一番の特徴は大きなコーヒーの実です。高品質のコーヒーのためのもっとも権威のある競争とオークションであり、一年でとくに優れたコーヒー豆を決める品評会“カップ・オブ・エクセレンス”でもエルサルバドルのパカラマ種は毎年常に高い評価を得ています。

マイルドな酸味とすっきり後味のコーヒー

エルサルバドルではより標高で等級が決まり、より高い標高で栽培されたコーヒー豆が良質とされております。コーヒー豆の主な精製方法には非水洗式と水洗式がありますが、エルサルバドルでは水洗式が主流です。コーヒーチェリーの状態から大量の水で丸洗いし、すべての皮や果肉を取り除くことで、雑味のない安定した味のコーヒー豆ができあがります。苦味はほとんどなくマイルドな酸味とすっきりとした後味なので、あっさりとしたコーヒーがお好みの方におすすめです。

しかし、水洗式では使用する水の量が多いことや廃棄される物質が川や海に流れ出ることで水質汚染も問題視されており、近年ではハニープロセス製法が注目されています。非水洗式と水洗式の長所を活かしたこの製法は、コーヒーチェリーのミューシレージ膜をあえて残すことで味に複雑さが増し、まさに蜂蜜のような甘さとさわやかな後味が残ります。

まとめ

中央アメリカの火の国エルサルバドル。自然が起こした奇跡の環境により育てられたコーヒーはまさに国民とっての救世主となりました。いつもの出掛けるカフェやコーヒー豆屋さんでエルサルバドル産のコーヒーを探して飲んでみるのも、見聞が広まって楽しいかもしれません。

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